20分間1町30人という制約の中、氏子宮出しが実現して2年。大きな三社祭の歴史的転換点を迎え、東、西、南部と一巡した今年、それはまた様々な視点から来年に向け新たな出発点ともなった。
"自己責任"と"氏子による氏神様のお祭り"という原則のもとで、三社祭はどうあるべきか、まさに"三社祭は永遠である"と言わざるを得ない。
久しぶりに日曜日丸1日断続的な雨に見舞われた。"江戸浦"の河口、宮戸川(隅田川)から聖観世音菩薩像が感得されことで、水に関係するからと、三社祭と雨は、縁?のあるものとされるが、それだけではあるまい。現世の芥を流し新たな歴史を塗り替えようとの戒めの雨であり、また、人その興奮を鎮める恵みの雨だったのかも知れない。
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